外壁塗装を検討する際、理想の色を見つけることは重要です。色見本の利用方法やA4サイズの塗板見本、試し塗りの重要性を考慮し、以下の流れで進めると良いでしょう。
step1. 塗装メーカーのカタログと色見本帳
最初に、塗装メーカーが提供するカタログを確認しましょう。これらには実際の塗装サンプルが豊富に載っており、色のバリエーションが分かりやすい特徴があります。カタログで気に入った色を見つけた場合、番号を指定して色を確定できます。
step2. 一般社団法人日本塗料工業会の色見本帳
もしもカタログで理想の色が見つからない場合は、一般社団法人日本塗料工業会が発行している色見本帳を活用しましょう。これには600色以上が掲載されており、規格化された色が統一されています。ここでも番号指定で色を選べます。
Step3. カラーシミュレーション
デジタル画像で外壁の色をシミュレーションするツールであるカラーシミュレーションを利用して、パソコン上で色のイメージを確認しましょう。ここで注意が必要で、パソコンの画面によって色の見え方が異なる可能性があります。そのため、屋外での印象も考慮することが大切です。
Step4. A4サイズの塗板見本
色の見え方がサイズによって異なるため、サイズの大きいA4サイズの塗板見本を最終的な色の判断材料として活用しましょう。日陰や日向での確認が可能で、実際の外壁に近い印象を得ることができます。
step5. 試し塗りの重要性
色見本や塗板見本で選んだ色が実際の建物にどう映えるかを確かめるためには、試し塗りが不可欠です。一部の業者では、お住まいの外壁に実際に試し塗りしてくれるサービスを提供しています。このステップを踏むことで、選んだ色の外壁への馴染みやイメージが具体的にわかります。
最終的な色の選定には慎重な検討が必要ですが、これらのステップを踏むことで、理想の外壁色に出会えることでしょう。
