艶有り塗料は、ツヤのある外観を楽しむために選ばれる塗料の一つです。艶消し塗料から光沢度が上がっていく中で、最もツヤのある状態が艶有り塗料（全艶）です。7分艶、5分艶、3分艶、艶無しといった種類もあり、見た目の美しさや新築のような仕上がりを実現します。しかし、一方で注意が必要なデメリットも存在します。
艶有り塗料のデメリット
1・経年劣化によるツヤの喪失： 塗りたての艶は美しく光沢がありますが、経年によって紫外線などの影響を受け、劣化し艶が失われていきます。艶を長く楽しむことは難しい面があります。
2・光沢がありすぎる問題： 艶有り塗料は光沢が強いため、場合によっては色との組み合わせや光の加減によって眩しく感じられることがあります。適度なツヤ感が大切であり、光沢が強すぎると建物が安っぽく見える可能性があります。
これらのデメリットを避けるためには、全艶ではなく、7分や5分といった程度でツヤを抑える方法もあります。特に艶が気になる場合は、信頼のおける塗装業者に相談してみるのが良いでしょう。プロの意見を聞きながら、建物に最適な仕上がりを見つけることが重要です。艶有塗料の利点と欠点を理解し、理想の外観を手に入れましょう。
