前回アクリル塗料のメリットについてご紹介しました。沢山の用途で使いやすい塗料ですがデメリットもあります。今回アクリル塗料のデメリットについていくつかご紹介していきます。
◆アクリル塗料のデメリット
▫耐久性が低い⇒アクリル塗料は塗料の中で１番耐久性が低いものになります。外壁の塗装として使用する分には問題なく工事できますが、美観や外壁の防水性を長期間維持するのが難しく定期的な塗装メンテナンスが必要になってきます。
▫色褪せ⇒塗りたてのアクリル塗料は高発色ですが紫外線に弱く色褪せるスピードが速いです。耐久性が低いということもあり他の塗料より劣化しやすくなっています。
▫防水性がない⇒防水機能が備わっていないため雨水を弾くことがありません。外壁材が水を含んだり傷んだりする可能性があります。室内に湿気を通すこともあります。
▫艶の持続が続かない⇒艶の持続ができず、２～３年で落ちてしまうことがあります。
アクリル塗料のデメリットをいくつかご紹介しました。価格が安く色も選び放題な塗料ですが長期間の外壁保護には向いていません。定期的なメンテナンスを行えば十分に外壁の劣化を抑えることが出来ます。短期間の色を楽しみたい方などにお勧めです。
