塗料には溶剤という塗料を希釈する成分があり、水を使っている塗料を水性塗料、シンナーを使っている塗料を油性塗料と言います。その中に弱溶剤塗料という塗料がありますがどのようなものかご存じですか?今回は弱溶剤について簡単にご説明させていただきます。

弱溶剤塗料とは?

弱溶剤はシンナーを弱めて作られた塗料になります。密着力があり耐久性にも優れている他、強溶剤に比べてにおいが少ないというのが特徴です。

弱溶剤のメリット

乾燥時間が短いので、重ね塗りが時間短縮できます。又、塗布できる材料が多いことから様々な用途で活躍し、トタンやガルバリウム鋼板など、金属にも適している塗料になります。

弱溶剤のデメリット

弱溶剤の欠点としてクラックが入りやすいことが挙げられます。塗膜は固く丈夫ですが柔軟性がないため衝撃に弱くひび割れを起こしやすいです。見た目や住宅の状態に影響が出るため注意が必要です。

今回は弱溶剤塗料に行いてご説明させて頂きました。弱溶剤塗料のことを少しでも知って頂けましたでしょうか?メリットのある塗料ですので住宅を塗装されるときにご検討されてはいかがでしょうか。