住宅や建物の塗装工事を検討していると〝コーキング〟という言葉を聞くのではないでしょうか？
コーキングとは外壁の壁と壁を繋ぐゴムのような繋ぎ目のことをいいます。他には玄関回りや窓、ベランダなどに使われることもあります。
建物全体を見ると他の部分に比べてコーキング部分は全く目立たず、一見大事な部分に見えない為工事が必要な部分だと気づく人は少ないのではないでしょうか。
ではどんな役割を果たしているのか、コーキング工事が必要な理由とタイミングをご説明します。
【コーキングの役割】
コーキングの役割の１つに防水機能があります。
雨が降った時雨水が外壁の内部に侵入し壁を腐食させたり、雨漏りなどのトラブルを防いでくれる役割です。
もう一つは衝撃を吸収してくれる力です。
地震などの揺れの影響で外壁のひび割れなどをクッションの役割、柔軟性で防いだり、建材を固定する目的として使われることもある大切な部分と言えます。
【コーキング工事が必要になってくるタイミング】
コーキングも外壁と同じ建物の外側にあるため、天候や経年劣化、紫外線により劣化していきます。
実際どのような劣化をしていくのか、３つお伝えします。
- ひび割れ➡長い間紫外線を浴び続けると弾力性が失われ、硬化がさらに進行すると亀裂が生じひび割れの原因になります。
- 肉やせ➡コーキングが薄くなり繋ぎ目がスカスカの状態になります。雨水が侵入しやすくなり雨漏りの恐れがでてきます。
- 欠落➡コーキングが壁から剥がれた状態です。早急に処置が必要になってきます。
このようにコーキングは壁の中や室内に水を入れないようにしたり、壁を繋いでひび割れから守ったりする仕組みがあります。工事をされる際はコーキングもしっかりチェックしてみたくださいね。
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