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福岡北店

モルタル外壁に起こりやすいひび割れの原因

住宅の外壁にはモルタル外壁があります。今回はモルタル外壁に起きやすい劣化の一つである、ひび割れが起きる原因についてお伝えします。

ひび割れが発生する要因は様々であり、以下のようなものが挙げられます。

【原因1】

モルタルを左官工事する際は、十分な乾燥時間を確保することが不可欠です。左官工事の際、塗装などを行わない場合は、モルタルが乾燥し、硬化する際に収縮が起こり、細かいひび割れを起こすことがあります。また、乾燥時間を短縮しようとすると、当初は問題が見られなくても、経年に伴いヒビ割れのリスクが増加します。

【原因2】

建物が完成して間もなく生じるひび割れは、モルタルの乾燥が不十分だったり、急激な乾燥が起こったり、または施工の不備が原因となることがあります。

【原因3】

外壁に塗装が施されている場合、経年により塗膜の分子間結合が弱まり、ひび割れが生じる可能性があります。

【原因4】

建物が地震や強風によって揺れたり、大型車両の通行による振動が繰り返し起こると、ひび割れが生じる可能性があります。

【原因5】

伸縮を必要とする箇所に、伸縮に対応しない仕上げ材を使用すると、動きに合わせられずひび割れが生じることがあります。

 

これらの要因によって、モルタル外壁にひび割れが生じることがあります。定期的な点検や適切なメンテナンスが重要です。