皆さん、計画通りに定期的な塗装工事やメンテナンスを行っていますでしょうか?住宅は劣化が進んでもすぐには壊れませんが、その劣化は目に見えるものだけでなく、見えない箇所でも進行しています。今回は工事を先延ばしにした場合に家に何が起きるかについて説明いたします。

劣化の進行⇒ 工事を先延ばしにすると、日々の紫外線や雨などにより塗膜の劣化が進行し、その結果外壁や屋根などがダメージに耐え切れず、脆くなる可能性が高まります。

美観の低下⇒ 色褪せ、ひび割れ、塗膜の剥がれ、カビやコケなど、目に見える形での劣化が進み、建物の美観が低下します。これはだけでなく、さらなる劣化を促進する原因ともなります。

構造への負担⇒外壁材などが浸透した雨水により脆くなり、木造住宅の場合、壁内部の柱や梁などの構造体の腐食、断熱材にカビが繁殖などに被害が及んでしまいます。これは見ただけでは確認しにくいため、気づいたときには手遅れというケースも珍しくありません。

追加金額がかかる可能性⇒ 予定よりも後になって工事を行おうとした際、補修工事が必要になる可能性があります。塗装工事に加え、それに伴う追加の費用が発生することがあります。

工事やメンテナンスを怠ることで、大きなリスクを背負うことになります。追加の修理工事が必要になる前に、定期的なメンテナンスを行うことが重要です。建物の耐久性を維持し、安全かつ美しく住み続けるために、メンテナンスをおろそかにしないよう心がけましょう。