塗料には1液型と2液型という種類が存在しますがどんなものなのか皆さんご存じでしょうか?この2つにもそれぞれ違いや特徴があります。今回はこの2つの塗料について解説していきます。
【1液型と2液型の違い】
この2つの違いと言えば使う塗料缶の量です。1液型は1缶、2液型は2缶使います。
1液型は塗料の中に水かシンナーを混ぜてそのまま使うことが出来、2液型は塗料缶と別に硬化剤という液を塗料に混ぜて使います。
1液型、2液型のメリット・デメリット
1液型 | 2液型 | |
<メリット> | ・価格が安い ・硬化剤を混ぜる手間が省ける ・硬化までの時間が長いため作業しやすい ・翌日も使うことが出来る | ・耐久性がある ・硬化剤を混ぜなければ長期保管が出来る ・塗装できる箇所が多い ・色持ちが良い |
<デメリット> | ・2液型より耐久性は劣る ・未開封の塗料缶でも保管期間が短い ・塗れない箇所が存在する | ・価格が高い ・硬化剤を混ぜる工程が増える ・硬化までの時間が早いため混ぜたらすぐ使う必要がある ・1液型に比べて臭いがある |
1液型、2液型にはこのような特徴とメリット・デメリットがあります。
塗料の作り方や乾燥までにかかる時間に違いがある他、耐久性まで変わってきます。
今回はこの2つの塗料の違いや特徴を解説しました。
塗料には水かシンナーを混ぜて使いますが、どちらを混ぜるかによっても耐久性や周りへの影響が変わってきます。次回は水性塗料、溶剤塗料についてお話しします。
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