ウレタン塗料はコストパフォーマンスや柔軟性、密着性などに優れています。しかし、デメリットも多く存在します。では、ウレタン塗料を外壁塗装に使用するのは「あり」なのか「なし」なのか、具体的な状況を踏まえて考えてみましょう。
ウレタン塗料のメリット・デメリット
＊メリット
コストパフォーマンス：他の塗料に比べて安価。
柔軟性：弾力性があり、ひび割れしにくい。
密着性：塗装面にしっかりと密着する。
＊デメリット
耐用年数の短さ：7～10年と比較的短い。
変色しやすさ：紫外線の影響で黄色っぽく変色。
汚れがつきやすい：柔軟性があるため、そこに汚れが付着しやすい。
ウレタン塗料をオススメできる場面
- 室内の木部塗装や家具塗装
ウレタン塗料の柔軟性と密着性を活かして、室内の木部や家具の塗装に適しています。室内は紫外線や風雨にさらされることがないため、変色や汚れの問題もほとんど発生しません。
- フローリング床のコーティング
柔軟性と耐久性が求められるフローリングのコーティングにもウレタン塗料は適しています。
- 防水工事（ベランダや狭い屋上）
防水性能が求められるベランダや狭い屋上での防水工事にもウレタン塗料は有効です。弾力性があるため、細かなひび割れにも対応できます。
外壁塗装でウレタン塗料を使う場合
【短期で家を空ける予定の場合】
耐用年数が短いウレタン塗料ですが、長期間住む予定がない家の場合、費用を抑えるためにウレタン塗料を選ぶのも一つです。短期間であれば、耐用年数の短さは大きな問題にはなりません。
【雨どいなど付帯部分だけに塗装する場合】
外壁や屋根には耐久性の高いフッ素塗料などを使用し、雨どいや軒天などの付帯部分にはウレタン塗料を使うことで、予算を抑えることができます。
- まとめ
ウレタン塗料は特定の状況では非常に有効な選択肢です。ただし、外壁全体の塗装にはデメリットも多く、長期的に住む予定がある場合や、耐久性を重視する場合は他の塗料を検討する方が良いでしょう。ウレタン塗料の特性を理解し、適切な使い方をすることで、コストを抑えつつ満足のいく塗装を実現することができます。
ペイントホームズ福岡北店では、中間市,直方市,遠賀郡,飯塚市,福津市,鞍手郡,宮若市,古賀市,宗像市,糟屋郡,田川郡,田川市の外壁塗装や屋根塗装、ベランダなどの防水工事を行っています。塗料について詳しく聞きたいなどあれば、いつでもご相談ください。
